プロフィール

 氏名:西脇 良  (NISHIWAKI, Ryo)

 所属:南山大学人文学部心理人間学科

 専攻分野: 発達心理学(宗教性の発達)・宗教心理学

 出身大学院:白百合女子大学(博士[心理学]2003年03月)

 所属学会等:
   日本心理学会
   日本発達心理学会
   日本教育心理学会
   日本カトリック教育学会(2007年より学会理事・機関誌編集委員)
   宗教心理学研究会
   日本宗教学会
   「宗教と社会」学会
     アメリカ心理学会

 研究テーマ:
   長期研究 戦前の実証的宗教心理学研究史
   短期研究 関寛之(1890―1962)の宗教心理学

 コンタクト: rnishiwk[at]nanzan-u.ac.jp

   西脇良(researchmap内)

2004年度より南山大学に勤務しております。日本における宗教性発達のあり方に関心を持っております。とくに現在は,幼児期・児童期に関する戦前の宗教性発達研究の歩みに関心を寄せております。その手がかりとしてまず,戦前の児童学および児童心理学者であった関寛之(1890―1962)に焦点を当て,かれの理論および調査研究の全体像を理解したいと考えております。そしてゆくゆくは,戦前の児童学/児童心理学/宗教心理学の歩みをふり返り,子どもの宗教性発達について<何を・どのように・どこまで>理解していたのか,検討してゆきたいと考えております。

一方,2006年3月より所属大学の附属小学校の設立に携わり,2008年度開校以来,同小学校の宗教教育に関わっております(2014年度~2020年度まで同小学校の校長職を仰せつかっておりました)。現在も非常勤で宗教の授業と聖歌隊活動に関わっております。現代の子どもたちとの関わりも大切にしつつ,上述の研究を進めることで<過去の子どもたち>との関わりも大切にしていければ,と考えております。

趣味でフルートとリコーダーを演奏します。演奏による奉仕活動のほうも,現下の感染状況が落ち着いたころ,徐々に再開できたらと思っております(バロック作品・クラシック小品等)。
西脇 良 研究室