松島公望先生(東京大学),大橋 明先生(鈴鹿医療科学大学),川島大輔先生(中京大学)が編集されている出版企画が進行中です。タイトル(仮題)は 『‘宗教’が拓く心理学の新たな世界――宗教と心理学に関心のあるあなたに――』 で,福村出版より出版予定です。 「心理学者が『宗教』についての研究を取り入れることで,心理学の諸分野にどのような新しいパースペクティブが生まれ,その専攻分野の進展に寄与するのかを明らかにしたい」(企画趣旨)という思いから企画されました。 『宗教心理学概論』(ナカニシヤ出版,2011年),『宗教を心理学する』(誠信書房,2016年)に続く企画で,(実証的)宗教心理学に関心をもつ研究者らが執筆しています。 総勢30余名におよぶ多彩な執筆陣で,このうち西脇は「自然と宗教心理学」というタイトルで寄稿しております。 こちらも,また出版の見通し等が報告されましたら,本ブログでもご紹介できたらと思います。 (2021年6月12日記) 画像:関寛之の故郷・長崎県雲仙市小浜町の風景